【日経２２５先物の特徴＆法則】

 ■上昇パターン■
　①　２段上げ（最も多いパターン）
　　　・急同意で上昇->高値圏で持ち合い->再度急同意で上昇
　②　３段上げ（次に多いパターン）
　　　・３段目の上げは２段目の高値をせいぜい10円超える程度で天井になる場合が多い。
　③　ジリ上げ
　　　・移動平均線ペナントで反発を繰り返して、ジリ上げ、最後の１発上げで売り
　④　後場GUからの急騰、前場GDからの急騰
　　　・しばらくは売りを入れられない急角度の上げ、たいていの場合は上げ止まりで失速。
　　　　天井付近から、半値もしくは全値を消す場合が多い。

 ■下落パターン■
　①　前場持合からの急落
　　　・持合を下抜けて急落するパターン。下値では反発して値を戻すことが多い。まれに反発
　　　　せずに暴落するケースもある。
　②　後場GDからの急落
　　　・しばらくはジリ下げ、持合を経由してさらにもう１段下げ、さらに持ち合い。この
　　　　あたりが底値、リバり出したら買い。１回目の持ち合い付近までは値を戻す。
　　　・また下方に窓が空いている場合は下げが加速する可能性が高い。
　③　ジリ下げ
　　　・移動平均線フラッグで下落を繰り返して、ジリ下げ、最後の１発下げで買い

 ■富士山パターン■
　①　前場GDからの急速戻し後、失速して、全値あるいは安値更新まで急落する。たまに発生。
　②　後場GUからの急騰の後、やはり失速して、全値あるいは安値更新まで急落する。PM2:00
　　　ぐらいから下げだす場合、安値引けの可能性が高い。

 ■Ｖ字パターン■
　①　ごくまれに発生する。前場急落後、後場で急速戻し高値引け、日足チャートは首吊り線となる。
　　　高値圏で発生した場合は売りシグナル

 ■天井パターン■
　①　ダブルトップ
　　　・上髭を出して、２度天井を突付いて下がったら売り（３回目に突付いてきたときは要注意）
　②　トリプルトップ
　　　・上髭を出して、３回天井を突付いて下がったら売り、引けにかけては下がります。
　③　大天井
　　　・大幅な上げのあと、高値に出現した陰線、もしくは十字線

 ■底パターン■
　①　ダブルボトム
　　　・下髭を出して、２度底を突付いて上がったら買い（３回目に突付いてきたときは要注意）
　②　トリプルボトム
　　　・下髭を出して、３回底を突付いて上がったら買い、引けにかけては上がります。
　③　大底
　　　・大幅な下げのあと、下値に出現した陽線、もしくは十字線

 ■持ち合いパターン■
　①　高値圏持合
　　　・１段上げのあと持ち合い状態に移行、この場合は買い優勢、さらにもう１段以上上げがある
　　　　可能性が高い。2度目以降の持ち合い中に大陰線が出現して持合を下抜けたら、上げ限界、
　　　　戻り売りモードに転換。
　②　下値圏持合
　　　・１段下げのあと持ち合い状態に移行、この場合は売り優勢、さらにもう１段以上下げがある
　　　　可能性が高い。2度目以降の持ち合い中に太陽線が出現したら、下げ限界、押し目買いモード
　　　　に転換。
　③　前場で三角持合
　　　・急激な上げのあと、急激な下げ、もしくはその反対。乱高下をしながら持ち合いの値幅が収束
　　　　する。下値での三角持合は後場上昇、上値での三角持合は後場下落の可能性が高い。

　　・持合の状態では買いシグナル（下髭）と売りシグナル（上髭）を交互に入れてきます。
　　　つまり買いシグナルの出ている値段で買われ、売りシグナルの出ている値段で売られるという
　　　特徴があります。持合のレンジをブレークするとしばらくその方向に進むことが多い。

 ■ペナント上昇■
　①　急同意の上げのあと、持ち合い状態に移行、陰線が出現して売りシグナルが出現、本来であれば
　　　　売りであるが売りシグナルを出して移動平均線をデッドクロスしそうになった瞬間に反発、上昇時は
　　　　最低１回以上、ペナント反発がある。いわゆる押し目買い。

 ■フラッグ下落■
　①　急同意の下げのあと、持ち合い状態に移行、陽線が出現して買いシグナルが出現、本来であれば
　　　　買いであるが移動平均線をゴールデンクロスしそうになった瞬間に下落、下落時は最低１回以上、
　　　　フラッグ下落がある。いわゆる戻り売り。

 ■窓埋めの法則■
　※　朝のギャップや後場でのギャップで空けた窓は閉めてくる法則があります。朝のギャップはトレンドが
　　強力に発生している場合、閉めない可能性もありますが、後場のギャップはかなり高い確率で閉めるよう
　　です。

 ■下髭の法則■
　※　20円幅の下髭の安値を入れてくる場合はまだ下落傾向、さらに１段下げがある。20円幅の下髭の
　　　　安値を20円ほど下回ると再度反発。ボリンジャーバンド下値で出た場合はこれが底値になる可能性
　　　　が高い。
　※　20円幅の下髭の安値を入れてこない場合は上昇傾向、いったん上をめざす動きとなる。この場合、
　　　　高い確率で持合を上抜けする。

 ■上髭の法則■
　※　20円幅の上髭の高値を入れてくる場合はまだ上昇傾向、さらに１段上げがある。20円幅の上髭の
　　　　高値を20円ほど上回ると再度下落。ボリンジャーバンド上値で出た場合はこれが天井になる可能性
　　　　が高い。
　※　20円幅の上髭の高値を入れてこない場合は下落傾向、いったん下をめざす動きとなる。この場合、
　　　　高い確率で持合を下抜けする。

 ■高値引けの法則■
　　①　上昇中、PM2:55を過ぎても下がらない場合、高確率で高値引け
　　　　前日NYダウがマイナスの場合、PM3:00からのロスタイムで下がる場合もある。

 ■安値引けの法則■
　　①　下落中、PM2:55を過ぎても上がらない場合、高確率で安値引け
　　　　前日NYダウがプラスの場合、PM3:00からのロスタイムで上がる場合もある。

 ■グランビルの法則■
　　※いわずと知れていますが、グランビルの法則

　　【買いポイント】
　　1． 移動平均線が下降を続けた後に、横ばい、もしくは上向きかけている状態で、価格が移動
　　　　　平均線を上回った時。
　　2． 移動平均線が上昇している時に、価格が移動平均線を下回った場合。
　　3． 価格が上昇基調の移動平均線の上にあり、移動平均線に向って下降してきたが、移動平均線
　　　　　を割り込むことなく再度上昇に転じた場合。
　　4． 価格が下降しつつある移動平均線から、相場が大きくかけ離れて下落した場合(短期的自律反発)。

　　【売りポイント】
　　1． 移動平均線が長期上昇の後で横ばい、もしくは下降を開始した状態で、価格が移動平均線を
　　　　下回った時。
　　2． 移動平均線が下降している時に、価格が移動平均線を上回った時。
　　3． 価格が下降基調の移動平均線の下にあり、移動平均線に向って上昇してきたが、移動平均線を
　　　　　通り抜けることなく再度下降に転じた場合。
　　4． 価格が上昇しつつある移動平均線から、相場が大きくかけ離れて上昇した場合(短期的修正)。